肺機能検査(スパイロメトリ)を導入しました導入の背景「仙台どうき・息切れ内科総合クリニック」として、息切れの診療をより充実させたいという思いから、今回スパイロメトリを導入しました。心臓側の評価はこれまでも心エコーや血液検査で対応してきましたが、肺機能を数値として直接評価できる手段をずっと必要と感じていました。ようやく導入することができ、これで心臓・肺の両面から息切れの原因をより丁寧に調べることができるようになりました。なぜスパイロメトリが必要だったのか息切れの原因の約85%は、心臓か肺にあるとされています。Budhwar N, Syed Z. Chronic Dyspnea: Diagnosis and Evaluation. Am Fam Physician. 2020;101(9):542-548.当院は循環器内科を専門とするクリニックですので、心臓が原因の息切れ——たとえば心不全や不整脈——については、心エコーや血液検査(NT-proBNPなど)、24時間心電図などを用いて評価することができます。しかし正直に申し上げると、「心臓ではなさそうだ」と判断した先に、肺の評価としてできることが胸部レントゲンしかない状況が続いていました。息切れで来院された患者さんに「心臓は大丈夫そうです」とお伝えできても、肺の機能を数値としてきちんと評価できていなかった——この状況がずっと心苦しかったのです。スパイロメトリで何ができるようになったかスパイロメトリは、肺がどれだけうまく空気を吸って吐けているかを数値として測定する検査です。痛みはなく、マウスピースをくわえて息を吸ったり吐いたりするだけで検査できます。喘息が疑われる方へ当院には若い患者さんも多く、ゼーゼー・ヒューヒューという症状や、季節の変わり目の息切れなど、喘息が疑われるケースが少なくありません。当院では、まず現在の呼吸機能(スパイロメトリ)を測定します。その後、気道の炎症を抑え広げる吸入薬を2〜4週間程度使っていただき、再度検査を行います。数値がはっきりと改善していれば、喘息の確かな診断と、治療の効果を同時に確認することができます。これは国際的な喘息ガイドライン(GINA2025)でも推奨されている、客観的なデータを重視したアプローチです。タバコを吸っている方、吸っていた方へ喫煙中あるいは喫煙歴のある方で、息切れにお困りの方も多くいらっしゃいます。COPDは「タバコ病」とも呼ばれ、自覚症状が出にくいまま肺の機能が静かに失われていく病気です。早期に診断し、早期に禁煙と治療を始めることで、症状の悪化を遅らせ、生活の質を保つことにつながります。スパイロメトリはCOPDの診断に不可欠な検査です。「年のせいで息が上がるようになった」と思っていた方が、実はCOPDだったというケースも珍しくありません。心臓の検査で異常がなかった方へ心電図・心エコー・血液検査で異常が見つからなかったにもかかわらず息切れが続く場合、原因が肺にあることがあります。スパイロメトリを加えることで、心臓・肺の両面から原因を丁寧に探ることができるようになりました。スパイロメトリを受けてみたい方へ受診のご予約はWebまたはお電話にて承っております。スパイロメトリ検査自体は予約不要で、受診当日にそのまま行うことができます。直接のご来院も歓迎していますが、待ち時間短縮のため、事前のご予約をお勧めしています。項目内容所要時間約5〜10分程度費用の目安検査単体で約990円(3割負担の場合)※初診料や他の検査費用は別途かかります検査の流れ椅子に座り、鼻をクリップで軽くつまんでから、マウスピースをくわえます。スタッフの合図に合わせて、できる限り深く息を吸い込み、一気に力強く吐ききります。これを数回繰り返すだけです。針を使う検査ではなく、痛みはまったくありません。検査前のお願い検査の30分前は喫煙・激しい運動をお控えください。気管支を広げる吸入薬を使用中の方は、受診時に医師にお申し出ください。こんな方にぜひ受診していただきたい以前と比べて、息切れを感じるようになってきた方階段や坂道で息が上がりやすくなった方長年タバコを吸っている、あるいは吸っていた方ゼーゼー・ヒューヒューという音が気になる方他院で「心臓は異常なし」と言われたが、息切れが続いている方息切れは「歳のせい」と見過ごされがちですが、その裏に治療できる病気が隠れていることは少なくありません。息切れについての詳しい解説は、以下のページもあわせてご覧ください。息切れについて詳しく読む仙台どうき・息切れ内科総合クリニック動悸・息切れ・不整脈から、生活習慣病・内科全般まで〒982-0841 宮城県仙台市太白区向山2丁目18-10Web予約はこちらお電話でのご予約022-302-5241免責事項この記事は情報提供を目的としており、個別の診断に代わるものではありません。ご自身の健康状態や治療については、必ず医師にご相談ください。
肺機能検査(スパイロメトリ)を導入しました
導入の背景
「仙台どうき・息切れ内科総合クリニック」として、息切れの診療をより充実させたいという思いから、今回スパイロメトリを導入しました。
心臓側の評価はこれまでも心エコーや血液検査で対応してきましたが、肺機能を数値として直接評価できる手段をずっと必要と感じていました。
ようやく導入することができ、これで心臓・肺の両面から息切れの原因をより丁寧に調べることができるようになりました。
なぜスパイロメトリが必要だったのか
息切れの原因の約85%は、心臓か肺にあるとされています。
当院は循環器内科を専門とするクリニックですので、心臓が原因の息切れ——たとえば心不全や不整脈——については、心エコーや血液検査(NT-proBNPなど)、24時間心電図などを用いて評価することができます。
しかし正直に申し上げると、「心臓ではなさそうだ」と判断した先に、肺の評価としてできることが胸部レントゲンしかない状況が続いていました。
息切れで来院された患者さんに「心臓は大丈夫そうです」とお伝えできても、肺の機能を数値としてきちんと評価できていなかった——この状況がずっと心苦しかったのです。
スパイロメトリで何ができるようになったか
スパイロメトリは、肺がどれだけうまく空気を吸って吐けているかを数値として測定する検査です。
痛みはなく、マウスピースをくわえて息を吸ったり吐いたりするだけで検査できます。
喘息が疑われる方へ
当院には若い患者さんも多く、ゼーゼー・ヒューヒューという症状や、季節の変わり目の息切れなど、喘息が疑われるケースが少なくありません。
当院では、まず現在の呼吸機能(スパイロメトリ)を測定します。
その後、気道の炎症を抑え広げる吸入薬を2〜4週間程度使っていただき、再度検査を行います。
数値がはっきりと改善していれば、喘息の確かな診断と、治療の効果を同時に確認することができます。
これは国際的な喘息ガイドライン(GINA2025)でも推奨されている、客観的なデータを重視したアプローチです。
タバコを吸っている方、吸っていた方へ
喫煙中あるいは喫煙歴のある方で、息切れにお困りの方も多くいらっしゃいます。
COPDは「タバコ病」とも呼ばれ、自覚症状が出にくいまま肺の機能が静かに失われていく病気です。
早期に診断し、早期に禁煙と治療を始めることで、症状の悪化を遅らせ、生活の質を保つことにつながります。
スパイロメトリはCOPDの診断に不可欠な検査です。
「年のせいで息が上がるようになった」と思っていた方が、実はCOPDだったというケースも珍しくありません。
心臓の検査で異常がなかった方へ
心電図・心エコー・血液検査で異常が見つからなかったにもかかわらず息切れが続く場合、原因が肺にあることがあります。
スパイロメトリを加えることで、心臓・肺の両面から原因を丁寧に探ることができるようになりました。
スパイロメトリを受けてみたい方へ
受診のご予約はWebまたはお電話にて承っております。
スパイロメトリ検査自体は予約不要で、受診当日にそのまま行うことができます。
直接のご来院も歓迎していますが、待ち時間短縮のため、事前のご予約をお勧めしています。
※初診料や他の検査費用は別途かかります
スタッフの合図に合わせて、できる限り深く息を吸い込み、一気に力強く吐ききります。
これを数回繰り返すだけです。針を使う検査ではなく、痛みはまったくありません。
気管支を広げる吸入薬を使用中の方は、受診時に医師にお申し出ください。
こんな方にぜひ受診していただきたい
息切れは「歳のせい」と見過ごされがちですが、その裏に治療できる病気が隠れていることは少なくありません。
息切れについての詳しい解説は、以下のページもあわせてご覧ください。
仙台どうき・息切れ内科総合クリニック
動悸・息切れ・不整脈から、生活習慣病・内科全般まで
〒982-0841 宮城県仙台市太白区向山2丁目18-10
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